夏至とは?2015年昼間が一番長い日の由来と意味を調べる!

夏至」とは、「日長きこと至り、極める」という意味で、1年の中で太陽の高度が一番高くなり、そのために昼間の時間が最も長くなる日のことです。

では、この「夏至」という言葉はどこから来たのでしょう?

「夏至」とは、中国から伝わった季節の節目節目を表す「二十四節季(後述します)」の十番目に当たり、また、昼間の長さを基準にした「春分・夏至・秋分・冬至」のうちの一つで、2015年は、6月22日がその日に当たります。

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トレンド7目次

由来

夏至
先述した「二十四節季」を詳しくみてみましょう。順番に「立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒」となります。みなさん、天気予報やニュースなどでも耳にしたことがあると思います。

ではなぜ、このような季節ごとの呼び名があるのでしょうか?それは、「なぜ季節があるのか?」つまり「なぜ太陽の高度がなぜ変わるのか?」という疑問につながります。

少し天文学的な話になりますが、中学校の理科の時間に習ったことを思い出してみましょう。それは「地球の地軸が傾きながら、太陽の周りを公転している」ということから起こってきます。もし、地球の地軸が太陽に対して垂直ならば、太陽の周りを公転していても、太陽の見え方はいつも一緒で、太陽は毎日、同じ場所から出て同じ場所に沈む、ということになり、太陽の高度の変化、つまり季節の変化は起こらないのです。地軸を傾けながら公転することで、毎日の太陽の日の出日の入りの場所が微妙に違ってきて、そのため、太陽の通る高度が違ってくる=太陽が見えている時間が違ってくる=気温の変化が出てくるという、季節の変化が起こるのです。

そしてもう一つ、地球上の北緯、南緯にかかわらず30度から40度の「温帯」と呼ばれる中緯度の地域で、この変化が特に顕著にみられ、「季節」という概念が形成されていったのです。

古代文明といわれる四大文明も、大河が流れているこの「温帯」といわれる地域を中心に発生したことも、季節の巡りがあったからこそではないのでしょうか。

古代の中国人が、10万文字を超える数があった漢字から、それぞれの季節に合った言葉を作り出したのも自然の流れといえましょう。

意味

さて、二十四節季の「夏至」の前後の言葉をみてみましょう。
前の「芒種」は「芒(のぎ=イネ科の植物の先端部分)を持つ穀物の種を蒔く時期」の意味で、後ろの「小暑」は「この頃から暑気が強くなる」という意味です。

ですから、その間の「夏至」は、「夏の始まり」というニュアンスになり、「夏、真っ盛り」というイメージとはほど遠いですね。実際、6月22日頃は、梅雨の時期のため、太陽が雨雲に隠れていたりすると、夏の暑さや、昼間の時間が一番長いこともあまり意識されないのかもしれません。

その現れとはいいませんが、「春分・秋分」の日は「お彼岸」でぼた餅やおはぎを食べたり、「冬至」の日には、かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったり、と日本全国津々浦々、関連する行事があるのに、「夏至」だけは、尾張地方で「いちじく田楽」を食べたり、大阪の一部でタコを食べたりと、一部地域では行事がありますが、全国的にはあまりそういうものが無いというのも、この季節感からかもしれません。

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まとめ

由来 夏至
天気予報を聞きながら、私はいつも思うことがあります。それは「日本には、本当に季節や気象状態を表す言葉がたくさんある」と。

もちろんそれは、先述したように、古代中国の方々が作り出した言葉ではあるのですが、その漢字をうまく日本の季節感に当てはめ、現代にいたるまで使っているということは、素晴らしいことだと思います。

でも、残念なことに、地球規模の温暖化のため、季節感が以前とは少しずつずれてきているような気がしませんか。「立秋」なのに、まだうだるような暑さだったり、「大寒」なのにもう薄着でもいいポカポカ陽気だったりー。

日本に住み、日本の季節を感じて過ごしているのなら、この季節感が無くなってしまわないように、地球温暖化阻止のために何か一つでもしていくことが大切ではないのでしょうか。

そして、今年の6月22日には、「一年で昼間が一番長い日」を意識しながら、何か「夏至の日」の行事をしてみましょう。

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