暑中見舞いを出す時期と期間は?正しいマナーで季節の挨拶!

暑中見舞い」ってご存知ですよね。

実は、「暑中見舞い」というのは、手紙を出す事ばかりでなく、「暑中」という1年で一番暑い時期に、知人などの健康を気遣い、家を訪問したりすることも指してしたのですが、今では、年賀状とともに日本郵政(JP)が目玉にしている「かもめーる」を思い出される方も多いと思います。

今回は、この手紙の部分に着目して「暑中見舞い」を掘り下げてみたいと思います。

暑中見舞いの必要性や必要な人

暑中見舞い出す時期
では、実際に「暑中見舞い」を書いている人は、どれくらいいるのでしょう?実数を把握することは出来ませんが、「かもめーる」の販売枚数から推測してみます。

  • 2012年 約3億2200万枚
  • 2013年 約2億4800万枚
  • 2014年 約1億8000万枚

徐々に減ってきていますが、それでも人口一人当たり、最低でも1枚は書いている計算になりますね。

ちなみに、年賀状の販売枚数を見てみましょう。

  • 2012年 約36億枚
  • 2013年 約34億枚
  • 2014年 約33億枚

こちらも徐々に減少してきてはいますが、人口一人当たり30枚程度と、「かもめーる」とは比較にならない枚数です。そこで、この枚数の違いはどこからきているのかを考えてみます。

年賀状は、いつものように顔を合わせている人にはもちろん、年に数回会うか会わない人、もしくはまったく会わなかった人にも「ご無沙汰しています。お元気ですか?」という意味合いを込めて出します。ですから必然的に、一人当たりの出す枚数が多くなります。

それに比べて、暑中見舞いの方は、よく顔を合わせている人とは「毎日暑いね~」と言葉を交わすし、ほとんど会わない人に「毎日、暑いですね」と手紙を出すには気が引けるし、でも「年賀状は出したものの、このまま新年まで音信不通にするのは、ちょっと都合が悪いので、今、出しとこうかな」という感じで出すものも多いのではないかと思うのです。

ですから、そういう感じで出す相手というのは、必然、親しい仲間でもなく、音信が無くても許される人でもない相手、つまり、仕事関係の相手が多くなってくるのではないかと思います。「取引先として、わたくし共もおります。お忘れなきようー」という意図を込めて書くことが多くなるのが、現代の暑中見舞ではないでしょうか。

なお、これは、全くの私見ですので、反対意見の方はご容赦ください。もちろん、時候のあいさつを込めて出される方も、まだまだいらっしゃると思いますが、パソコン、スマホ、タブレット等、いろいろな物でメールを送ることが出来るようになった現代、わざわざはがきを使わなくても、こういう機器を利用して、「毎日、暑いね~」とちゃっかり「暑中見舞い」をしている若者も多いかもしれません。

出す時期

そうは言っても、日本の風物詩の一つである「暑中見舞い」の伝統を絶やすわけにはいけませんので、相手に失礼にならないように、しっかりとした手順を確認しておきましょう。

「暑中」の「お見舞い」ですので、暦の上での日付が重要になります。「暑中」とは、1年を24の「節」に分けた二十四節季のうちの「小暑」と「大暑」の時期という説や、夏の「土用」(小暑の終盤から大暑のまで)の時期という説がありますが、いずれにしても梅雨の最中では的外れになってしまうので、梅雨明け以降に出すようしましょう。

出せる時期

出し始めは梅雨明け以降ですが、出せる期間は、だいだい毎年8月7日前後の「立秋」までです。

「立秋」を過ぎてしまうと、暦上の季節は秋になってしまいますので、これ以降出す場合は、「残暑見舞い」ということで出しましょう。こちらも8月末までには届くようにしないと、季節外れになってしまいますので、気をつけましょう。

「暑中見舞い」にしろ、「残暑見舞い」にしろ、「猛暑期に相手を気遣う」ということが一番の趣旨ですので、長い文章にするよりも簡潔な文章にし、イラストなども涼やかなものにすると、とても良い印象を与えることができるでしょう。

エピソード

我が家でも、10数年前までは暑中見舞いを出していましたが、夫が3年ごとの異動がある職種になり、4月1日の異動後、5月の連休までに移動先のお知らせ、7月末には暑中見舞となると、毎回、100枚以上のはがきを書くので、何だかずっとはがきを書いているような気になり、いつの間にか、暑中見舞いの方が消えてしまっていました。

まとめ

出す時期 暑中見舞い
今回、改めて暑中見舞いの事を調べてみると、ここにも日本人の季節に対する細やかな気遣いが感じられます。メールやプリンターで作られる、誰が書いても同じ文字のものよりも、その人なりの肉筆で、温かみの感じられるはがきをもらうことが激減してしまった昨今、「ちょっと面倒だけど、筆ペンや色鉛筆を使って、今年は暑中見舞、書いてみようかなぁ」という気にさせてくれました。

あなたのもとに、今年、私からの暑中見舞いが届くかもしれませんよ!

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