博多祇園山笠!2015年の日程と時間は?見どころも紹介
博多祇園山笠は、福岡県福岡市の博多区で毎年開催される歴史のある祭りです。
どんなお祭りなのか、歴史や開催場所・問い合わせ先、日程や時間、来場者など規模、見どころや会場へのアクセスについて、紹介します。
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どんなお祭り?
博多祇園山笠は、櫛田神社で行われる祇園祭の一つで、櫛田神社祇園例大祭が正式な名称です。博多どんたくと並んで、博多を代表する祭りです。
山笠、ヤマと略称で呼ばれることもある、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
博多祇園山笠は、福岡市が主催している祭りと誤解されがちであるが、櫛田神社の氏子たちが行う奉納行事の一つであり、地域の住民が行ってきた町内行事です。
櫛田神社の神紋がキュウリの切り口に似ているから、あるいは旬のキュウリを断るという説などがあるが、期間中はキュウリを食べることがご法度となります。
また、女人禁制の祭りで、祭のひきては男性のみです。
歴史
博多祇園山笠の起源は諸説ありますが、1241年に博多で疫病が流行した際、承天寺の開祖であり当時の住職の聖一国師が、町民に担がれた木製の施餓鬼棚に乗り、水を撒きながら町を清めて疾病の退散を祈祷したことが発祥とするのが、有力な説です。
安土桃山時代、島津氏と豊臣氏の戦いで博多の街は焼け野原になったが、豊臣秀吉が帰国の際に、博多を幾つかの区画を流れとしてグループ化して復興を行いました。
この流れが、博多祇園山笠のグループ単位のルーツであります。戦後の一時期、13流に増えたこともありましたが、現在は7流です。
江戸時代に、土居流が休憩中に恵比須流に追い越される事件があり、この両者が抜きつ抜かれつのレースを繰り広げて以来、追い山が行われるようになりました。
戦後、博多祇園山笠振興会が発足し、博多部外からの参加や、子供山笠も始まりました。
開催場所・問い合わせ先
会場は、櫛田神社周辺で、住所は福岡市博多区上川端町になります。
主催者は博多祇園山笠振興会で、電話は、092-291-2951になります。
日程・時間
博多祇園山笠は、7月1日(水)から7月15日(水)までの15日間に開催されます。
スケジュールは、7月1日に注連下ろしの山笠清め行事が行われ、ご神入れにより山笠に神を招き入れ、登板町お汐井とりが行われます。
7月9日は全流お汐井とりの安全祈願、7月10日に流ひきのひき山笠、7月11日は朝山笠は基本、流ひきで、他流ひきで1日2回山笠をひき、7月12日追い山笠ならし、7月13日集団山見せ、7月14日流ひきと続き、7月15日は追山笠というスケジュールになります。
規模
博多祇園山笠は、歴史が770年を超えており、日本三大祗園祭で重要無形民俗文化財であり、伝統と格式のある祭りです。
昨年の人出は、7月1日から15日までの15日間で約150万人ですので、相当の混雑が見込まれます。
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見どころ
博多祇園山笠のメインベントは、最終日の15日に行われる追い山です。追い山のスタート時間は、7月15日の4時59分です。
博多祇園山笠では、7月12日に行われる追い山ならしと、7月15日に行われる追い山で有料の桟敷席が用意され、櫛田神社の境内の近くに観覧席が設けられます。
桟敷料金は、7月12日が一枚3,000円で1人2枚まで、7月15日の追い山は一枚6,000円で、1人1枚までで、毎年6月26日の午前9時から櫛田神社で販売されます。
2013年博多祇園山笠
会場へのアクセス
会場へのアクセスは、電車で行く場合は、JR博多駅から歩いて12分になります。車でのアクセスは、高速環状線の出口から、約2.3kmです。
駐車場は、櫛田神社に100台の駐車場がある他、周辺に多数あります。交通規制は、9日から15日にある見込みです。
まとめ
博多祇園山笠は、博多どんたくもそうですが、是非見学したい祭りです。770年を超える祭りとはどういうものかと、興味がわきます。
商売繁盛の神様としても有名なので、博多祇園山笠の期間に参拝したいものです。
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