ニキビ跡を消す簡単な方法はあるの?自分で治すお手入れ法を調べる!
「青春のシンボル」とも言われる「ニキビ」ですが、できればひとつもできて欲しくはないですよね。やむを得ずできてしまっても、絶対にニキビ跡だけは残したくないのは、みなさんの共通の願いです。
できてしまったニキビ跡を消す方法があれば、ぜひ実行してみたいものです。そんな方法があるのか、探してみましょう。
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ニキビとは?
「ニキビ跡」のことを気にする前に、ニキビができないようにすることが肝心です。敵を撃退するには、敵のことをよく知らないといけません。まずは、「ニキビとは何ぞや?」に迫ってみます。
テレビなどで、ニキビ予防のための医薬品のCMがたくさん流れているので、みなさん何となく、ニキビのでき方についての知識はお有りだと思いますが、そのプロセスをたどっていきます。
① 成長ホルモンやストレスなどにより、皮脂の分泌が活発になり、皮膚上にたくさんの脂が蓄積されます。
② 肌が健康な状態ならば、余分な皮脂を排除することが出来ますが、新陳代謝の低下やホルモンの影響などで、毛穴付近のターンオーバーのサイクルが乱れて、毛穴に皮脂が詰まってしまいます。
③ 毛穴の中に溜まった皮脂が、ラードのように固まり始めます(これをコメドと言います)。この段階では痛みも無く、皮膚の表面が少し盛り上がった状態になります。
④ 毛穴内部に溜まったコメドが、毛穴を押し広げて出てきます。この時に、コメドに汚れが付着したり、酸化したりして、毛穴表面が黒っぽくなります。毛穴を無理に押し広げてコメドが出てきていますので、痛みを感じ始めます。
⑤ この毛穴内部に溜まったコメドを栄養源にして、アクネ菌が繁殖し、炎症を起こします。黄色いドロッとした膿が出始めます。
ニキビ跡の原因
ふつう、肌に出来た湿疹や吹き出物などは、そのまま放っておいても跡は残らないものが多いのに、どうしてニキビだけはよく跡が残るのでしょうか。
それは、上記の⑤の段階で、ニキビの周りの組織もダメージを受けて、いわば「傷跡」が残ってしまうからです。その傷跡の修復過程で、いくつかのニキビ跡がありますので、その症状とともに、説明していきましょう。
症状
赤いニキビ跡
毛穴でアクネ菌が繁殖して、炎症作用を促進する物質を排出するため、免疫反応により、傷ついた細胞を修復しようと、その周囲に毛細血管が形成されます。そのため、、ニキビの周りが赤くなって見えるのです。
シミのようになったニキビ跡
シミの原因は、メラニン色素ということは知られていますが、実はこのメラニン色素の本来の役割は免疫機能なのです。ですから、アクネ菌による皮膚組織の損傷が大きければ大きいほど、メラニン色素は活発に活動し、シミのようなニキビ跡が出来てしまいます。
クレーター状のニキビ跡
皮膚で炎症が起こると、白血球はコラーゲンなどの皮膚組織を壊して、炎症を食い止めようとします。この炎症がひどくなり、真皮層(表皮の下の結合組織層)まで破壊されると、ここでは、ターンオーバーが行われないため、修復のムラが跡として残ってしまいます。
ケロイド状のニキビ跡
重度の炎症や、何度も同じところにニキビができることで、その部分の修復のために作られたコラーゲン繊維の排出が過度になり、それが固まって硬く盛り上がったり、ミミズ腫れのような傷跡になります。
自分で治すお手入れ法はあるの?
気を付けているつもりでも、できてしまうニキビ。さらに、ニキビ跡が残ってしまった場合のお手入れ方法を紹介します。
赤みやシミ状のニキビ跡は、ニキビができた周りの皮膚の状態が、まだうまく補修されていない状態ですので、補修を促進するようなお手入れが必要です。
- ビタミンC配合の化粧水や美容液。
- セラミドやヒアルロン酸を含んだ乳液。
- 古くなった角質を落とすピーリング剤
これらを使って、ある程度の期間スキンケアを行うことで、ニキビ跡の色を薄くしたり、無くしたりすることが出来ます。
ただ、クレーター状やケロイド状になったニキビ跡は、個人では治すことが難しいので、美容皮膚科での治療をお勧めします。
治療費はかかりますが、現在では重傷なニキビ跡でも目立たない程度まで治すことが出来ます。
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対策
以上見てきたように、赤みやシミ状のニキビ跡ぐらいなら、どうにか処置が出来ますが、それ以上のニキビ跡ですと、なかなか消すことが難しくなります。そのためには、ニキビ跡が作られない段階で、ニキビを治すことが先決ですし、作らないことがいちばんです。
そこで、ニキビを作らない方法には、二つ考えられます。
一つ目は、当然のことながら、皮膚を清潔に保つ、ということです。洗顔や身体を洗うことはもちろんですが、洗いすぎると、それにより皮脂が洗い流され、皮膚はかえって皮脂を補おうと異常分泌してしまうので、汚れを落とした後は、化粧水や乳液で潤い分を補うことも大切です。汚れっ放し、洗いっ放しは厳禁です。
二つ目に大切なのは、身体全体の調子です。栄養が偏っていたり、睡眠不足になっていたり、ストレスを感じていたりすると、それが身体のホルモンのバランスを崩し、皮脂を過剰に発生させたり、肌のターンオーバーのサイクルを狂わせたりと、ニキビ発症の温床になります。
「ニキビができた」と思ったら、このようなことを見直し、少しでも軽い状態で治すようにしましょう。
まとめ
私はあまりニキビはできた経験はないのですが、そんな私でも、必ずニキビができる条件があります。それは、夜更かししながらピーナッツを大量に食べた時です。
翌朝気が付くと、顔に一つ、二つ、ニキビが顔を出しています。すぐに生活を見直し、悪化することはありませんが、このようにみなさんも、どのような状態の時にニキビができているかを追究し、その原因を取り除いていくことが、ニキビとサヨナラできる道だと思います。
ニキビを治す食べ物についてはこちら!
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