青森ねぶた祭り!2015年の日程と時間は?見どころも紹介!
毎年7月になると、わたしの身体をひた走る、津軽衆の血が騒ぎます。そうです。ねぶた祭りのせいです!北日本、特に日本海側の冬は陽も差さず、曇天と重く湿った雪に苦しみます。春から夏にかけては、ヤマセと呼ばれる冷たい東風が吹き、梅雨とともに気分を暗く押し込めます。
そんなツライ時期があけ、短い夏とともにやってくるのが「ねぶた」の季節です。青森市民のビッグイベント、6日間のお祭りです。
まぁ、青森で過ごした10代まではそれほど思い入れはありませんでしたが、「ふるさとは遠きにありて思うもの」と詠われたとおり、この時期だけは実家に帰りたくなります。盆よりも正月よりも「ねぶた祭り」の時期に帰りたいです。
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トレンド7目次
どんなお祭り?
「ねぶた祭り」とはどんなお祭り?という方もいらっしゃることでしょう。かいつまんでご説明しましょう。「ねぶた」とは、針金で人形の型を作り、その上から和紙を貼り、色を塗った山車のことです。写真を御覧ください。こんな感じです。
この「ねぶた」10数台を引っ張り、その間で囃子の笛・太鼓、跳人(ハネト)と呼ばれる踊り手が乱舞しながら、国道4号~新町通りを練り歩きます。
一応、ねぶた用の浴衣と花笠着用が正装ですが、普段着での飛び込みもOKです。というか、実家にあるわたしのねぶたセットは、娘かまたはその他のツレに貸してしまうので、わたしはいつもTシャツ・短パンで参加してます(笑)
青森ねぶた祭りの歴史
「青森ねぶた祭り」のルーツは、七夕の灯籠流しの形が変わったものという説がありますが、わたしの記憶では、東北地方を平定したと云われる征夷大将軍、坂上田村麻呂が、人間に模した巨大なハリボテで、当時の蝦夷地原住民を威嚇したのが始まりと聞いた覚えがあります。
細かいことは気にしないことにしましょう。お祭りですので。
開催場所・問い合わせ先
開催場所は青森市新町通り~国道4号です。スタートは青森県観光物産館(アスパム)隣のねぶた制作小屋らっせランドから。ここでは昼間もねぶたが見られます。
観覧席の予約等、お問い合わせは「青森ねぶた祭り実行委員会事務局」017-723-7211まで、お願いします。
日程・時間
日程は、曜日に関係なく毎年8月2日~7日です。8月1日は前夜祭もあります。浅虫温泉(海に面してます)では、19時~花火大会があります。2日と3日は「子どもねぶた・大型ねぶた」が、4日~6日は「大型ねぶた」がフル運行します。スタート時刻はいずれも19:10~です。
最終日、8月7日は13時~15時の昼間運行を行い、19:15~はフィナーレを飾る海上運行と花火大会で幕を閉じます。今年は日曜スタート、金曜〆なので、仕事持ちにはちょっと厳しい日程ですね。
地元の仲間たちがちょっと心配。
規模
「青森ねぶた祭り」の来場者は毎年300万人くらいです。実質5日間の運行なので1日あたり60万人というところでしょうか。
ちなみに同時期に開催される「弘前ねぷたまつり」と「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)」はそれぞれ150万人程度です「ねぶた」と「ねぷた」をお間違えのないように、よろしくお願いします。
見どころ
「青森ねぶた祭り」の見どころは、見どころは…、って、いつも、中に入って跳ねているので…。中から見ていても、盛り上がるのは沿道の観光客に突っ込むのではないかという勢いで押し寄せ、回転させるド迫力な場面と、往く夏を満喫するかのごとく跳ねまわる跳人です。
娘が小さい頃は見物する側に回っていましたが、我慢できずに乱入してしまいました(笑)
日本の祭り 青森ねぶた祭
会場へのアクセス
青森市内のホテルからなら、ほとんどが徒歩圏内です。というよりも、ねぶた運行中は車両通行止めになりますので、バスでもタクシーでも近くまで行って歩くしかありせん。ねぶた期間中は、ホテル等でねぶた衣装のレンタルを行っています。手ぶらで行っても参加できます。
ただし、足袋とわらじで2時間跳ねるのは、ベテランのわたしでも非常にツライです。連チャンで参加するときは、履き慣れた運動靴がおすすめです。1日だけなら、足袋でも行けます。翌日の保障はできませんが。
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体験談
嫁さんの親をねぶた祭りに連れて行ったことがありますが、さすがに実家に泊まるのは気が引けたようですので、直前に宿を手配しました。
ねぶた祭り直前に無理でしょって、思うでしょ?青森市内はどこを掘っても温泉が出るということで、温泉に併設した宿があるのです。有名ではありませんが、車で30分程度の距離に点在しています。
そのとき利用したのが「雲谷温泉」です。まだ、営業してるべか?
まとめ
短い夏を謳歌する、そんな津軽衆の思いが込もったのが「青森ねぶた祭り」です。ねぶた祭りの本当の良さは、跳人(ハネト)になって始めてわかると思います。ぜひ、レンタル浴衣でチャレンジしましょう。ちょっと変な「ミッキーマウス」など化人(バケト)というピエロ的な跳人も混じっていますので、探してみるのも楽しいですよ。
グループで参加するときは、はぐれたときの待ち合わせ場所と時間を決めておきましょう。わたしの感覚では73%の確率でバラバラになります。お財布は持たない方がいいですよ。跳ねているうちに、失くします。ほぼ100%。首に紐でかけるタイプの小銭入れに、帰りの交通費と飲み物代くらい入れておけば十分です。
昼は「山内丸山遺跡」へどうぞ。縄文時代の生活が見学できます。
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