猫の髭は切っても大丈夫?正しい手入れ方法を学ぶ

「猫の髭を切ってはいけない」というウワサを聞いたことがありませんか。

ペットを飼っている人なら、一度はどこかで耳にしたことがあるこのウワサにはきちんとした根拠があるんです。

実はさまざまな機能やひみつが隠されている猫の髭について、徹底解剖していきましょう。

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猫髭の役割

猫髭の役割
猫の髭は口の周りだけでなく、両目の上、口の周り、左右のほほ、あごの下の計4ヶ所、顔全体で約50本もの髭が生えており、実にさまざまな役割をもっています。

眼の上の髭は両目を危険から守るためのセンサーとして、頬や口の髭は空間の広さや高低差を感知し、体の平衡感覚を取る機能が、口をあごの髭は食べ物の匂いや水の温度などを感じることが出来ます。

特に髭の付け根には高感度の神経が張りめぐらされていて、その感度は髭の先に伝わるほんの小さな振動や空気の動きも敏感に検知しています。

風が吹いているときや、強いニオイを感じたときに猫の髭がヒクヒクとよく動くのは風の温度や風向き、ニオイなどを集中して感じ取っている証拠。この高感度な髭のセンサーをフルに使って猫はさまざまな危険から身を守っているのです。

また、猫の髭には、気分や感情を表すという性質があり、髭が顔の前方向に向いているときは「興味、緊張」。左右の髭が時計の10時10分の方向を向いている時は「機嫌が良い」。

髭を顔に沿ってピンと後ろに引いているときは「食事中」。髭がだらんと下に垂れているときは「睡眠中や気を抜いている」。など猫によって個体差はありますが、猫の髭は飼い主にとっては簡単なご機嫌メーターでもあります。

検証、猫のひげを引っ張るとあくびする?VO.1

切っても大丈夫?

「猫の髭を切ってはいけない」「猫の髭を切ると猫は歩けなくなる」などの迷信のようなウワサがありますが、これは本当。
猫にとって髭は、身の安全を保つ大切なセンサーです。

この大切なセンサーを切ってしまうと、猫は途端に不安に陥ってしまい、恐怖に駆られて部屋のすき間などに隠れて動かなくなったり、その場から身動きが取れなくなってしまう可能性もあるからです。

動物にとって、自分の身を守れないという恐怖は大きなストレス。ちょっとしたいたずらやファッションのつもりで猫の髭を切るなどということは絶対にやってはいけない行為なのです。

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手入れ方法

猫にとって生きるために欠かせない髭。では髭のお手入れはどのようにしたら良いのでしょうか。実は、猫の髭は飼い主が手入れをする必要はありません。

猫が顔を洗うといわれている、口周りの髭を前足でゴシゴシこすっている動作が猫にとっての髭のお手入れ。前足で髭についた汚れや水分をゴシゴシとふき取って、自分で髭のメンテナンスを行っているのです。また、猫の髭は半年に一度程度のサイクルで自然に生え変わります。

髭が途中で折れていたり、切れたりしていても飼い主が無理に切ったりすると猫にストレスを与えてしまいますので、猫の髭の汚れや長さの異常が気になっても、決して触ったりせずに、自然な生え変わりを待ちましょう。

まとめ

役割 猫髭
猫の口からピンと伸びる髭は猫にとっては生きるために欠かせない大切なセンサー。

見た目が可愛らしいので、ついつい手で触りたくなってしまいますが、猫にとって重要なパーツですので髭をむやみにひっぱったり、いたずらするのは我慢しましょう。

その一方で猫の抜けた髭は「厄除けのお守り」になるといわれており、抜けた髭を和紙などで包み持ち歩くと良いというジンクスもあります。また、猫の成長の記録として、抜けた髭をコレクションするという飼い主さんも多く、髭を保管するための専用グッズなども販売されています。

飼い主にとっても猫にとっても大切な猫の髭、特に敏感な部分だけに猫のその日のご機嫌も髭の動きひとつでわかりますので、今日から、あなたの家の猫ちゃんの髭をよーく観察してみてくださいね。

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