盆踊りの歴史と由来!夏になると日本人が踊りをする理由は?

盆踊りの季節が近づいてきました。
盆踊りとは、盆踊りの由来や歴史、盆踊りをする理由などにつきまして紹介します。

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盆踊りとは?

盆踊り由来
盆踊りは、お盆に死者を供養するための行事の中で行われ踊りで、15世紀頃に始まり、約500年の歴史を持っています。

盂蘭盆の前後に、老若男女が集まって踊るもので、広場に櫓を立てて、櫓で行われる音頭に合わせて踊るのが一般的です。

本来は、祖先の霊を慰め、死者の世界に再び送り返すことを主眼として、村落共同体が集団で踊る民俗芸能ですが、最近は信仰性が失われて、録音された音頭を再生して娯楽的な踊りが行われるようになってきています。

由来

盆踊りは、元々仏教行事で、平安時代に空也上人によって始められた念仏踊りが、盂蘭盆の行事と結びついて、精霊を迎えて死者を供養する行事として定着したと考えられています。

鎌倉時代は、政治・経済・文化の中心が、鎌倉幕府の成立により貴族から武士に移った時代であり、庶民が台頭し始めた時代でもあります。

庶民のための鎌倉仏教が登場して、確実に広まり始め、庶民仏教の代表格に、念仏信仰がありました。

そして、鎌倉時代は一遍上人が全国に盆踊りを広めましたが、一遍や尼僧が念仏で救済される喜びを表現する際に、衣服をはだけて激しく踊ったために、庶民を巻き込んだ大ブームになり、それ以降は宗教性よりも芸能の色彩が強い念仏踊りが生み出されて、より華やかな衣装や振り付け、道具や音楽などが競われるようになりました。

室町時代には、太鼓なども加わり盆踊りが行われるようになり、現在でも太鼓と口説きと呼ばれる唄に合わせて踊る伝統の行事を行う地域もあります。

歴史

平安時代から鎌倉時代にかけての、空也から一遍上人により広められた踊り念仏は、鎌倉幕府の滅亡から南北朝、応仁の乱に至る約80年の間に、盆踊りとして確立していきます。

念仏信仰から念仏踊りという流れですが、今でも踊り念仏の原型が、山形県天童市や神奈川県平塚市など数カ所の地域に伝えられています。

盆踊りが登場したのは、町衆という町ごとに組をつくった人達が、お互いに掛け合いを行い、町衆を中心に武士や貴族や様々な階層の人達が踊り興じたことが始まりと言われます。

安土桃山時代から江戸時代にかけては、風流踊りから盆踊り、諸芸能に移行していく時代であり、阿国歌舞伎や歌舞伎、浄瑠璃などの伝統芸能が生まれるとともに、各地の盆踊りの原型が出来上がりました。

やがて、盆踊りの名称が定着して、盆踊りは町衆から一般庶民のものになりました明治、大将、昭和の時代は、近代化の流の中で盆踊りも影響を受けて、禁止をされたり風紀上の理由から時間帯や歌詞が改められたりしました。

戦後は、都市化により共同体の消滅の危機もありますが、各地の盆踊りは盛んで、現在阿波おどりの連が多く誕生して年々規模が拡大している例も見られます。

盆踊り12曲メドレー

盆踊りをする理由

盆踊りは、本来祖先の霊を慰める鎮霊の行事で、念仏踊りから踊り念仏に発展した民俗芸能が、盂蘭盆と結びつき、精霊を慰めることや送り出すための行事になったものです。

15日の晩に盆踊りが行われ、16日に精霊送りをするのは、そういう行事だからです。

また、盆踊りには、地域の人同士の結びつきを深めることや、帰省した人達の出会いや男女の出会いの場の意味がありました。盆踊りに色恋などの歌詞が多いのはその名残です。

また、盆踊りの晩は満月で、照明のない時代でも明るいため、踊りに適していたのです。

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体験談

地方の盆踊りは、盆踊りに先がけて打ち鳴らされる、大きな太鼓の音で始まります。

太鼓のリズミカルな音で、盆踊りに対する期待感が高まり、非常に興奮したことが思い出されます。夏の風物詩として相応しい、叙情的な一大イベントでした。

まとめ

由来 盆踊り
盆踊りは、精霊を慰める要素と、暑い時期の爆発的なエネルギーの発散の場などの側面があり、花火とともに華やかな夏の行事です。

精霊を慰める思いを持ちながら、風情のある盆踊りを楽しみたいものです。

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