体がかゆい原因は?症状と対策を調べて健康な体作り!
多かれ少なかれ、誰でも「体がかゆい」という経験を、お持ちのことと思います。外傷の痛みに対しては、常人の3倍もの耐力があるわたしでも、「かゆみ」には抵抗できません。
わたしの場合、発症する時期は春、発症箇所は指ですが、ここ数年「かゆい」という現象は起きていません。治ったのでしょうか?
ちょっと横道にそれますが、毎春、花粉症で苦しんでいた兄が、一昨年から「花粉症が治った!」とよろこんでいましたが、実はただ単に“老化による免疫力の低下”による抗原抗体反応の不活溌化が原因だったとか。
わたしの「指かゆい病治癒」も、老化現象の一つかもしれません…。
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体がかゆい原因
さて、体がかゆくなる原因ですが、もっとも多いのが皮膚の乾燥です。人の皮膚は、表面から、表皮・真皮・脂肪の順で構成されており、内部には汗腺・血管が走っています。
皮膚は、皮脂を分泌しお肌を乾燥から守っていますが、外気が乾燥しやすい冬は、皮脂・発汗が減少し、お肌が乾燥し「かゆみ」の原因となります。
また、乾燥肌以外に、貧血、糖尿病、甲状腺、腎炎、肝炎、寄生虫、薬剤等を原因とした、「かゆみ」もあります。全身が「かゆい」というケースでは、後者の疑いがあります。内科の受診をオススメします。
症状
乾燥肌が原因のケースでは、皮脂分泌量の減少により、皮膚が乾燥し光沢がなくなった部分から「かゆみ」が発生します。
肌のガサツキ、小じわの発生、重くなると皮膚が魚鱗状に変化することもあります。
また、日焼けなどの外部刺激による、細胞分裂の機能不全、老廃物の蓄積も「かゆみ」を起こすこともあります。
「体がかゆい」という症状は、入浴後や睡眠中に強くなることが多いです。
対策
乾燥が原因の場合は、保湿クリーム・ローションを使用することで、「かゆみ」を抑えることができる反面、体質に合わない成分が含まれていると、逆に悪化することもあります。
これは、他の病気で服用中のお薬でも起こることがありますので、「肌に合わない?」と感じたら、すぐに使用を止め、お医者さんに相談してください。
入浴時には皮膚から油脂を落としすぎないよう、気をつけましょう。長時間の入浴や石けん・ボディシャンプーの使用は厳禁です。
全身が「かゆい」という場合は、乾燥肌よりも内科的病気が疑われますので、なるべく早く病院に行きましょう。
また、布団・マットレスなどに潜むダニが原因ということもあります。布団干しや抗菌マットレス・抗菌シーツなどでダニをシャットアウトするのも効果的です。
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解消法
「体がかゆい」という症状から脱出するためにもっとも重要なのが、日常の健康管理です。
体が正常に機能していれば、皮膚が乾燥し過ぎることもありませんし、病気にもかかりません。ダニに多少攻撃されても、体調万全であれば、軽く弾き返すくらいは簡単です。
後は、不必要に皮膚から皮脂を落とさないように、入浴に気をつけること、入浴後の保湿ケアを怠らないことです。
大人よりも抵抗力が劣る赤ちゃん・幼児、高齢者の場合は、ダニによる被害防止のために下着・シーツの消毒、抗菌寝具の利用なども考慮した方が良いでしょう。
最近とくに増加しつつあるアトピー性皮膚炎の場合は、アレルゲンとなる物質(ホコリ・カビ・フケ、洗剤成分など)を調べて、極力アレルゲンを避ける生活が必要です。
体のかゆみを防ぐ!入浴中にできるかんたん保湿術
まとめ
「体がかゆい」という症状の多くは、皮膚の乾燥が原因です。特に、空気が乾燥しやすい冬に起こりやすくなりますが、夏だからといって油断は禁物。
スポーツなどで大量に汗を流したところで、お風呂に入ったりしたら脱水状態の上、皮脂を余計に洗い流すことになり、非常に危険です。
さらに、風呂あがりの一杯(ビールなどのアルコール)は、利尿作用により脱水状態を促進し、お肌の乾燥を加速します。気をつけましょう。
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