チャイルドシートが義務とされる年齢は?正しい知識で子供を守る!
チャイルドシートは、義務とされる年齢が決まっています。
チャイルドシートとは、チャイルドシートの必要性は、チャイルドシートが義務とされる年齢は、などにつきまして紹介します。
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チャイルドシートとは?
チャイルドシートは、自動車のシートベルトを着用出来ない子供を乗車させる際の、身体を固定する装置のことです。
日本では、法令上は幼児用補助装置と呼ばれ、規格名はCRSです。CRSは、Child Restraint Systemの略称で、幼児拘束装置のことです。
乳児用のチャイルドシートは、生まれてから12ヵ月程度のまだ首が座っていない乳児に用いるもので、ベビーシートとも呼ばれます。
前向きのシートは、衝突した時に乳児に強い衝撃がかかるので、横向きや後ろ向きの姿勢で使用します。また、助手席はエアバッグが作動した時に子供がチャイルドシートごと弾き飛ばされる恐れがありますので、必ず後部座席に取り付けるように指導されております。
幼児用のチャイルドシートは、首がすわった幼児用のものです。前向きに着席させて使用します。助手席に装着するときは、なるべくエアバッグに近づかないように助手席シートを調整して、背もたれを起こしてチャイルドシートを装着します。
学童用のチャイルドシートは、座高を高くして、学童が正しく着用できるようにします。助手席で使用する場合は、出来るだけエアバッグに近づかないようにシートを調整します。
[リーマンチャイルドシート]取り付け方
チャイルドシートの必要性は?
車が衝突した時などの安全の確保の他に、幼児や学童は社内で動き回って運転の妨げになる場合もありますので、運転の安全をはかるためにもチャイルドシートの装着が必要になります。
チャイルドシート装着の有無による幼児の致死率は、使用していない場合が使用している場合の約4倍という2009年の警察庁のデータもありますので、使用すべきです。
また、チャイルドシートを正しく取り付けていない場合は、体重が軽く体も小さい子供は、飛んでしまい全身打撲や車外に放り出されて命の危険も考えられます。
チャイルドシートが義務とされる年齢は?
チャイルドシートは、オーストラリアのビクトリア州が最も早く、1976年に義務化しています。日本では、2000年4月1日に改正された道路交通法で、6歳未満の幼児を自動車に乗車させる場合に、チャイルドシートを使用することが運転者に義務付けられました。違反した場合は、行政処分で基礎点数1点が付加されます。
年齢が6歳を超えても、大人用のシートベルトのサイズの身長が140cm以下である、身体が小さい子供には、チャイルドシートやジュニアシートを使用することが必要です。
身体が小さい子供に大人用のシートベルトを使用すると、ベルトが首にかかるなどの危険な状態になることもありますので、避けるべきです。
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体験談
乳児や幼児を車に乗せて移動する体験は頻繁にあります。乳児は動きが少ないのですが、幼児の場合は動きが激しくなってきて、あたりかまわずに色々な機器を操作しようとしますので、特に危険な状態になります。
幼児の場合は、なるべく機器操作等が出来る助手席に乗せることを避けて、後部座席のチャイルドシートに乗せて、ドアロックなども行うなどをして、危険な動きに対応することが必要だと思います。
まとめ
車のスピードは想像以上に早く、衝突などで大きな死傷が起こります。大人でも危険ですから、子供の乗車時は特に気つけなければなりません。
チャイルドシートは、完全ではありませんが、車での子どもの事故防止に役立つものだと考えられます。子供を乗せた時は、スピードの出し過ぎに気を付けて安全運転に心掛ける事は勿論ですが、チャイルドシートを正しく装着して、事故に遭遇しても負傷等の被害を最小限にとどめるような対策をして、子供の安全確保に心掛ける事が大切だと思います。
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